虐待を受けて育つと、自分もわが子に虐待してしまうって本当?①


 

イライラ子育てから“ごきげん子育て”へ
「わが子」育てコーディネーターの的場真由美です。

 

【世代間伝達】という言葉をご存知でしょうか?
「自分自身が経験した親子関係を、自分とわが子との親子関係に投影すること」を世代間伝達といいます。
ちょっと難しいですね。

よく言われるのが、
『虐待された子は、親になったときにわが子を虐待する』
というもの。

もちろん、悪い面だけではなく、
『優しく包容力に満ちた心で育てられた子は、親と同じく優しい包容力のある親になる』
と考えられています。

そして、すべての子が親の育て方を忠実に受け継ぐわけではなく、
【その可能性がとても高くなる】と言われています。

 

あなたも『自分の親のようにはならない!』と思っていたのに
『あれ?結局、同じことしてる?』と不安になったこと、ありませんか?

 

私の母親は、子供の頃の私からすると「自分の感情に任せて怒る人」でした。
同じ事がらでも、母親の機嫌の善し悪しによって「OKかそうでないかが変わる」という印象が子供ながらにありました。

母の機嫌次第で、前の日には怒られなかったことが今日は怒られる。
理由を聞いても「昨日と今日は違う!」「状況が違う!」などと言われ、当時の私は納得することができない。

それがとても嫌で、
『私が親になったら、絶対に自分の機嫌で子供を怒ることはしないでおこう』と、よく思ったものです。

ところが、実際に親になってみると、そう上手くはいきません。
自分の機嫌の善し悪しによって、または、自分の余裕の有る無しによって、怒り方が変わるのを実感しました。

例えば、朝ごはん中に子供がお茶をこぼした時。

お茶をこぼす、という子供の行為は同じなのに、
余裕がある朝だと、「気をつけてね」など、優しく声をかけながら拭いたりできるのですが、
寝坊してバタバタしている余裕のない朝だと、「なにしてんの!」と一喝です。

一喝で済んだらマシかもしれません。
「いいかげんにしてよ!」「早く起きないからでしょ!」と登園して離れるまでネチネチ怒るなんてことも、よくありました。(反省)

そして、出勤途中に『また感情のままに怒ってしまった…』と後悔するのです。

 

e723529d6f618576912f343f914f38f3_mきたいのはこっちだよ…
と、私もよく思っていました。

 

『虐待された子は、虐待する親になる』という言葉があるように
【虐待の連鎖】として知られることの多い【世代間伝達】ですが、
実は、そういったとても些細なところで受け継がれているということを知ってほしいのです。

 

子供が泣いて「イヤ!」を連発するとき、つい「泣くな!」って言ってしまうママさん。
あなたも親や周囲の大人から「泣くな!」と言われていませんでしたか?

子供に「これはダメ、こっちにしなさい」「あれよりもこれのほうがいいよ」とつい言ってしまうママさん。
あなたの親も「この学校よりこっちの学校のほうがいいよ」なんて、あなたに言っていませんでしたか?

子供が兄弟喧嘩をしているとき、自分と同じ口調で相手に怒っているのも、
前回のコラムで書いた「きつく怒ってしまった後、寝顔に謝ってしまう」というのも、世代間伝達の一つでしょう。

このように【育てられたように育てる】ことを世代間伝達というのです。

≪次回に続きます≫

 

 

 

自分に合った、お子さんに合った【育て方】を知りたい方、
『イライラ子育てじゃなく“ごきげん子育て”をしたい!』と思っている方は、
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