虐待を受けて育つと、自分もわが子に虐待してしまうって本当?②


 

イライラ子育てから“ごきげん子育て”へ
「わが子」育てコーディネーターの的場真由美です。

 

前回、世代間伝達という言葉を紹介しました。 詳しくはコチラ

 

あらためて説明すると、世代間伝達とは自分自身が経験した親子関係を、自分とわが子との親子関係に投影することをいいます。

つまり、自分が意図しないうちに【育てられたように育ててしまう】ことです。

 

あなたも経験がありませんか?
『親と同じような育て方はしたくない!』と思っていたのに、ふとした時、『あれ?これって同じことしてない?』と気付いたこと。

 

以前、私のところに相談にいらっしゃったママさんも、そのことで悩んでいらっしゃいました。

「母は仕事と家事と、それに実家のお手伝いもあって、とても忙しい人でした。
子供ながらに大変な状況なのは理解していたのですが、やっぱり遊んでほしくてさみしくて…。
自分の子供には同じ思いはさせたくない、と思っていたのですが、
やっぱり私も仕事をしていて、忙しくて遊んでやれません。
それに、子供との遊び方がわからないし、いつも時間に追われている感じがしていて、
子供が充分に満足するほど遊べていないんじゃないかって不安になるんです」

 

160dfcfad2a393460c5c0631eddd0b02_s「子育てが思ったようにいかない…」と一人で悩んでいませんか?

 

前回もお話しましたが、私も「親と同じ育て方はしたくない」「子供に同じ思いをさせたくない」と思いながら、ふと気付くと『同じ育て方をしていることに愕然とする』ということを繰り返していました。
子供には申し訳ない気持ちになるし、思ったことができない自分へのふがいなさ。
後悔だったり罪悪感だったり、とにかくマイナスな感情がとても大きかったのを覚えています。

自分が子供の頃に嫌だったことは、できるなら、わが子に伝えたくないものです。

 

世代間伝達は、親(自分の親)から子(自分)へ、そして子(自分)から孫(わが子)へと受け継がれる親子関係です。

世代間伝達1

自分の親(親)から受け継いだ、自分が【良いと思える関係】だけを自分(子)を通してわが子(孫)へと渡すことができれば良いのですが、なかなかそうはいきません。

ではどうするか?

実は、世代間伝達を逆に利用して改善する方法があるのです。

それは、自分が渡したいと思う関係性を
自分が親役となって子である自分に渡し直し、自分自身が充分に受け取ったとき、それがわが子へと受け継がれる
という方法です。

世代間伝達2

自分が親に成り代り、自分で自分に与えるのです。

 

例えば、あなたが親から叱られて育ったとして、わが子には『褒めて育てたい』と考えたとしましょう。
でも、叱られて育った人は、褒めることがとても苦手なことが多く、自分が思った通りに『褒めて育てる』ことが難しく感じられます。
世代間伝達があるので、これは仕方のないことです。

だからこそ、自分が親に成り代わって、自分を褒めます。

些細なことでも自分で自分を褒め続けると、最初は難しくても、そのうち【育てられたように育ててしまう】ことが働いて、わが子も簡単に褒められるようになります。

【自分が褒められた】という経験があるからこそ『褒めて育てる』ことができるのです。

 

さて、私は『自分の機嫌で子供を怒ることはしたくない』と考えていました。
でも、世代間伝達があることを知り「育てられたように育ててしまうのだから、それを全く無くすということは不可能だろう」ということに気付きました。

【ある程度は諦めた】のです。

それでもコントロールできるところはコントロールしたい。
だからこそ、余裕がなくなるようなスケジュールは立てないように心掛けていますし、日々の生活の中で、自分の機嫌を自分で取るように心掛けています。

そう、前回の「お茶をこぼす」という例えにしても、私がこぼれたお茶を拭こうとするから時間がなくなって余裕がなくなる。
私が拭かなくてはならない、ということはないですよね。
子供が拭いたっていいんです。

もっと言えば、「寝坊した!」となったとき、「どうしよう!急がなくちゃ!」と慌てるのではなく、「寝坊したけど、よく眠れたよね~」とプラスに考える

自分の機嫌を自分で取ることができるようになると、自然と余裕ができるようになります。

結果、自分の機嫌で子供を怒ることが少なくなるのです。
(なかなか難しいですけどね!)

 

まずは、【ある程度は仕方ないと諦める】
そして、自分が親にしてほしかったこと、自分がわが子に伝えたいことを見極めて【自分で自分を育てていく】

それが【育てられたように育ててしまう】ことを改善する方法なのです。

 

 

 

自分がしたい子育てを見極めたい方、
『イライラ子育てじゃなく“ごきげん子育て”をしたい!』と思っている方は、
ぜひ「わが子」育てコーディネートをご利用くださいね。

 

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